オリーブオイル卸問屋 http://www.ymti.co.jp
保存方法 保存法について書かせていただきました参考にしていただけましたら幸いです
オリーブオイル(特にエクストラバージンオリーブオイル)はその香りが好まれ人気がありますからその香りをキープするにはしっかりとした保存をしないといけません。
 
まず風味が落ちるというのは=オイルの酸化が進むという事です
この酸化をどれだけ防げるかというのが「香りをキープする」事につながります。
そのためにはまず・・・

1.極力オリーブオイルに光を当てない!
・・・オリーブオイルは光に当たると酸化が進みますので風味が落ちてしまいます。

品質にこだわりを持っているメーカーは光を通しにくい黒色瓶に瓶詰めしています。風味の劣化を最小限に防ぐためのこだわりです。黒色瓶入りタイプや、3リットル、5リットル缶は保管力に優れていて理想的です。ご家庭でも極力日光を遮断して保管しましょう。

2.できるだけ涼しい所で保管する!
・・・直射日光の当たるようなところには絶対におかないで下さい。

キッチン下の収納庫だとか、室内でも直射日光の当たらないところでしたらOKです。
通常通りに保存できれば多少の風味の減退はあっても開缶から6ヶ月くらいは十分美味しくいただけます。
缶のまま保存して頂いて結構です。期間が経ってエクストラバージンオイル特有の香りが無くなってきてからでもお使いになれます。ただその場合は生食は避け、揚げ物や炒めものにお使いください。

こちらも参考にお読みください:ご家庭でも3L缶!低価格の秘密!
エクストラバージンオリーブオイルって緑色じゃないの?
「エクストラバージンオイルって緑色じゃないの?」と聞かれますので簡単なご説明をさせていただきました。

オイルの色の違いは主にその原料となるオリーブの実の収穫時期が異なるからです。
オリーブは夏頃に実がなり、月日が経ち熟すにしたがってオリーブの実が変化します。

オリーブ果実の色が変化する
緑●紫●黒●


緑●のオイルっていうのは比較的早期に収穫したオリーブから搾られたオイルなんですね。
一般的に緑色のオリーブオイルは苦味があり若々しくフルーティな味わいです、収穫時期が遅くなるにしたがって黄色に近づきまろやかなで甘味の強い風味のオイルになります。

気候的な理由(イタリア中部では熟成する10月下旬から11月には特に湿気づき虫が多くなるので早期収穫した方が良い)があり早期に収穫しなければいけません。もちろん農家のこだわりで早期に収穫している場合もあります。

味わいの好みは人それぞれですが、あらゆる好みにおすすめできるオリーブオイルをそろえておりますので迷ったときはお気軽に店長までご相談ください。
動脈硬化の予防効果
オリーブオイルに多量に含まれるオレイン酸は動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールをやっつけてくれます!逆に善玉コレステロール値を増やし動脈硬化を予防します。またビタミンEやポリフェノール等抗酸化物質も含まれており非常に健康的です。他に心筋梗塞・脳梗塞・狭心症を予防する効果もあるんです。オリーブオイルってすごいオイルなんですよ。
胃腸に優しい
他の植物油脂と比べてオリーブオイルは胃にやさしいオイルという結果がでています。胃炎等にも負担が軽くてとっても良いオイルなのです。またオリーブオイルには植物繊維が含まれているので便秘の方にもおすすめです。
例)毎朝スプーン1杯のオリーブオイルを飲む等
お年寄りにもお子様にも優しいオリーブオイル
オリーブオイルは消化吸収されやすい油脂ですので、消化器官の弱ったお年寄りにも栄養素が十分に吸収できます。またオレイン酸には子供の骨格の発達を促進する働きもあります。